「空に帰った日」
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- 3 日前
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14日、自家用操縦士の資格取得を目指して訓練中の熊くんのフライトを見学してきました。
訓練開始からわずか20数時間とは思えないほど安定した飛行
彼の真剣な眼差しと着実な操縦ぶりに、努力の積み重ねを感じました。
民間の訓練生のレベルはあまり分からないながらも、確実に上達していることが伝わってきます。
私自身、約1年ぶりのフライトとなりました。
セスナ172の後席から見下ろす地上の景色は、どこか懐かしく、そして温かいものでした。
高度を上げるごとに、日常が少しずつ遠ざかり、空の中にかつての記憶がふっと浮かび上がってくる――そんなひとときでした。
ちょうど昨日は、2005年に御神楽岳で殉職した同期の命日
訓練中の熊くんを見守りながら、自然とその同期の姿が思い出されました
MU-2での事故
親友の笑顔はいつまでも忘れません
空に憧れ
ともに苦しみを分かち合い
日本に命を捧げ、空に生きた同期
今も変わらず、私の中で生き続けています
夢に向かって挑戦し続ける熊くんの飛行を見ていて、
「操縦席からの空の景色は、誰でも見れるものではなく、空に憧れ、苦しみを耐え抜いた者だけが知る特権」
と言って夢を追いかけていた若い頃の「自分たち」が思い出されました
これからは、操縦席からの空の景色ではないですが
「夢を見ること」をいつまでも忘れずに
また前に進んでいこうと思います。
うさぎ教育航空株式会社 船場様 見学を快くお許しくださりありがとうございました。

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